現代の暮らしにフィットする山中漆器
「うつろい」とは季節のうつろいというように時間の流れを表します。伝統の技を生かしながら現代の生活にも合わせられる漆器を目指し、「うつろい」と名付けられました。
欅を薄くくり抜き、外側はメタリックカラーの塗料で光沢のある仕上げ方になっています。厚みは1.5mmと極限までに薄くくり抜いていますが、天然木は熱を伝えにくい性質があるので手に持っても熱く感じにくいのです。
「うつろいボウル」と称したこのお椀は、修行僧が使う応量器から着想を得たデザインで、入れ子で重ねられるようになっています。
【浅田漆器工芸】
1912年創業の浅田漆器工芸では、日々の生活のなかで身近に使える国産の漆器を製造から販売まで行っています。山中のロクロの高度な技術で木地作りをし、その木地を生かすため漆を塗っては拭く「拭き漆」や「目はじき塗り」を始めとした漆器や手塗りの技術を活かした「叢雲塗」など様々な商品を取扱っています。
【山中漆器】
山中漆器とは、石川県加賀市の山中温泉地区で作られる漆器です。漆器には、木地に漆を塗る「木製漆器」樹脂に塗料を塗布する「近代漆器」があり、山中漆器は2つ合わせて全国一の生産高を誇ります。中でも「木地の山中」と謳われる挽物木地は、独自の優れた技術から高い評価を受けています。
400年以上続く長い歴史の中、伝統を受け継ぎながらいつの時代も変革を恐れず挑戦し、その時代に合った暮らしの器を作り続けています。
- ・サイズ
- 約Φ13.0 × H9.0 cm
- ・素材
- 欅
- ・塗装
- 外側 ウレタン塗装 / 内側 天然漆仕上げ
- ・生産地
- 日本(石川)
- ・仕様
- 食洗器不可・電子レンジ不可・オーブン不可
※商品は一つ一つ手作りの為、実際のサイズ・容量・表情等が、僅かに異なる場合が御座います。
※在庫状況、製作状況によってお届けまで1~3か月ほどお時間をいただく場合がございます。その際は別途メールにてご連絡いたします。
※長時間湯水に浸しておくことは避けてください。
※うるしの匂いが気になる場合は、風通しの良いところに数日間おくか、2~3回湯通してください。